風のはじまり海のみち

海の近くで、暮らし始めました。

夢十夜を終えて

夏至から 10 日間にわたって、

夢十夜」というイベントが行われた。

発起人のみずきさんは、ドリームセラピストインストラクターコースの先輩で、今年に入ってからのドリームワークもファシリテーターをやってくださっている。

夢十夜」というイベントは、夏至から 10 日間見た夢を、参加者がタイムラインに投稿するというもの。

夢とは、吉兆の夢を買ったり売ったりされていたという話も残っている位、エネルギーが動くものでもある。

今回は夢の売り買いもアリということで、10日の間のイベントのタイムラインは、大いに盛り上がっていた。

6月のドリームワークの会の時に、みずきさんからこのアイディアの提案があって、私も「のった!」と返事をし、ワクワクしていたのだけど。

いざ、夢十夜が始まると、タイムラインというかイベントを通して、コミュニケーションを取れない自分に、どんどん落ち込んでいってしまった。

ちょうどその時期の私の夢のテーマは、エネルギーロスというメッセージが続いていて、しかもこのエネルギーロスは、自分が壁を作っていることや、不信感などからきていて、そこにどハマりしている自分と向き合う 10 日間となった。

参加者の方がコメントを入れてくれても、壁の向こうで聞こえている感じ。返す言葉が出てこない。フリーズ。

そして、ドリームセラピーインストラクターコース時代の、辛い感覚を思い出した。

みんなが、ダイナミックな夢のメッセージを味わったり、愛の心を持って共有し合っている時に、私は夢のメッセージばかりが気になって、楽しめるどころではなかった。

そして、夢を見ては落ち込み、人と比べては落ち込み、メッセージを消化出来ないまま同じような夢を見て、また同じメッセージのフィードバックを受ける、というような。

私はドリームワークの会に続けて参加してきて、夢を楽しんでると思っていたけど、夢十夜を通して、自分を責めて夢を楽しめていない。メッセージを追っていて、他の人の夢の話が入ってこない、ということに気づいた。

 

メッセージばかり追い始めたのはいつからなんだろう。

 

小さい頃から「夢はラッキーやアンラッキーとかの占いみたいな浅いメッセージではなく、もっと深い意味があるはず!」と確信しながら、夢占いの本を集めていた。

でもそれは映画や、例えるならハリーポッターみたいな魔法の世界のストーリーのように楽しんでいたわけではなく、自分が辛く感じていることや苦しさから解放されたくて、一生懸命夢のメッセージを追っていたのかもしれない。 

と、書きながら、何も夢の話じゃないんだ。そういう生き方をしているんだってことだね。

エネルギーロスな生き方!

 

f:id:fukumomo81:20160717222816j:image

 

夏だー。